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海の宝石箱

おもに南房総と沖縄で拾った、お気に入りの貝を紹介していきます

トンガリベニガイ 

トンガリベニガイ  
トンガリベニガイというニッコウガイ科の貝です。
名前のとおり、普通のベニガイにくらべて少し細長く、片方の端がとがった形をしています。
この貝の色はホントにキレイです。ベニガイのしっかりしたピンク色も素敵ですが、こちらは一枚の殻の中にピンク、オレンジ、黄色と、彩度の高い色が混じり合っていて、微妙な色の変化が果物みたいな感じです。

私はスモモやサクランボといった果物の果皮の色の微妙なグラデーションが大好きなのですが、この貝の色合いは、それに通じるものがありますね。鮮やかで、爽やかで、甘酸っぱそうな感じ。
私が持っている二枚貝の中では、一番のお気に入りです。
台風後の名護の海岸で拾いました。同じ時に他にもう一枚拾っていますが、その時以外はまったく見かけたことがないので、ベニガイ同様、数が減っている種類なのかもしれませんね。
サイズはベニガイよりひとまわり大きく、53ミリあります。


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Posted on 2018/02/19 Mon. 00:01 [edit]

category: ニッコウガイ科

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19

カモンダカラ 

カモンダカラ 
カモンダカラというタカラガイです。この貝はコモンダカラなどと同様、関東各地でも沖縄でもよく拾える種類です。でも、この貝はよく見かけるわりに良品はとても少ない気がします。実際、この貝のツルピカは打上げ貝ではホントに見かけません。写真の個体は、台風直後の海岸で一度に4個拾えたカモンダカラのFD個体で、私にとっては5年越しでやっと巡り会ったツルピカ君です。
背中側は漆をかけたような深いツヤでとってもキレイ。口側はたっぷりタレのかかった「みたらし団子」みたいで、ちょっと美味しそうですね
サイズは左側の個体で17ミリです。

Posted on 2018/02/12 Mon. 00:01 [edit]

category: タカラガイ

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12

寒すぎ! 海ノ中道 

 昨年12月に初めて足を運んだ海ノ中道ですが、そこで拾える華やかな貝の顔ぶれに魅了され、この二か月ほどの間に3度も行ってしまいました。でも、始発の高速バスに乗っても大分からでは時間がかかってしまい、浜に着くのはいつも沢山の足跡が漂着線を辿った後でした。それでも、そこそこの成果はあげられていたのですが、人間とは欲深いもの。これだけ人が歩いた後でもそれなりに拾えるなら、浜に一番のりできたら、一体どれくらい拾えるの? 
回を重ねるごとに、「誰も歩いていない浜」を歩いてみたいという欲求がつのり、ついに泊まりでやってしまいました。
仕事はそろそろ忙しい時期に入りかけているのに、決行10日前に休暇を取得。隣の女子社員の非難と呆れと諦めの混じった視線も「おみやげ買ってくるね」のバリアでかわし、抜かりなく高速バスや宿泊の予約も済ませました

ところがです。どうも天気の方が怪しくなってきました。予約を入れた一週間前の予報では「まあ、何とか大丈夫かな」という感じだったのですが、日を追うごとに当日の福岡の予想気温が低下。いつの間にか日本中が「最強寒波」に覆われるタイミングと重なっていました。
前日の予報では、強風な上に波も結構高いと伝えていて、最高気温予想は2度だって!! こんな寒波が来ている時に吹きさらしの海岸で長時間貝拾いなんてできるのか?
 ということで、とっても不安になり、当日の服装を急遽最重装備に変更。どれくらい重装備かと言うと、ひとことで言えば「宇宙服」みたいにブクブクな格好です。耳までかぶったニット帽の上からパーカーとダウンジャケットのフードをかぶり、鼻も口もタオルで覆うので、露出は目だけ。誰もいない海岸だから平気ですが、これで銀行とかに入ったら通報ものの不審者ぶりです。さすがに博多の駅前をこの恰好では歩けないので、車を借りるまでは通常の社会生活モードです。最終形態に変身するのは浜に着いてから。狭い車内で腰と肩と足の裏にもカイロを貼り、全身を鎧で固めた戦士が戦場に臨むような気分でいざ極寒の浜歩き開始です!

朝9時の浜。ザバーン! ゴーという海鳴りが腹に響きます。 風は身を切るように冷たいですが、この重装備なら体は寒くありません。 
波
手袋をした指では拾えないので、右手の指先だけは手袋を切って露出させたのですが、その部分が凍えて痛くなります。想像以上に気温が低いみたい。顔をタオルで覆っていて良かったあ。これがなかったら長時間はムリだったな。

海岸には海藻がいっぱい。貝溜りもあるのですが、ベニガイやサクラガイはなぜかサッパリ見かけません。
海岸
3センチほどのヒラタブンブク。海藻の陰にいっぱいありました。でもなんかちょっとグロイね。エイリアンの頭骨みたい。
二つだけ拾いましたが、持ち帰った袋を開いたら両方とも割れてました。でもまあいいや。
 ウニ
黄色のヒオウギガイ。
  ヒオウギガイ
今回はほんっとに少なかったベニガイ。海藻に守られて漂着したもの以外は、荒波で割れちゃったのかも。
ベニガイ
小さいけどキレイな紫色をしたヒオウギガイ。 
ヒオウギガイ紫 
コンディション最悪の海ノ中道での貝拾いは午後1時で終了。4時間海岸にいてさすがに体も冷えたし、お腹も空いたので近くの道の駅で昼食にしました。ホントは海鮮丼が食べたかったけど、体を温めるため担担麺でほっと一息。
一休みしたところで、今度は新規開拓の意味で近くの三苫海岸に行ってみましたが・・・、ここには貝殻自体が落ちておらず、ホントに何もなし
三苫海岸
体の冷えは疲労を増幅させるようで結構くたびれました。この日は午後3時で切り上げましたが、チェックインには少し早いので、車内で着替えた後、近くのコーヒーショップで暖かいコーヒーとアップルパイで一休み。これまでで一番拾えなかった日でした。

二日目の早朝です。6時30分頃海岸に着きましたが、まだ真っ暗で何も見えません。少し明るくなるまで車内で待って、初めて「まだ誰も歩いていない海ノ中道」を探索です。
でも、こんな寒波の最中の大荒れの海岸に早朝から来る物好きなんて他にいるはずありませんね。この日は夕方から大分市内で用事があったので11時半に撤収しましたが、結局その間だあれも来ませんでした。
二日目朝
 浜を歩いていて気になったのが、漂着線に溜まった粘土のような直径5~20ミリほどの粒。歩いているとだんだん靴が重くなってきたのでよく見ると、踏みつけたこの粒が靴底にへばりついて、それに砂が付いて厚みを増していました。何かと思って臭いを嗅いでみると、どうも機械油のような臭いがします。海上で投棄された油が低い海水温で固まり、粒状になって漂着したもののようです。一帯になんか変な臭いがするのもこれのせいか。靴を何度も流木にこすり付けてなんとか靴底の油をこそぎ落としましたが、これは厄介でした。
凝固油脂
黄色のヒオウギガイ。今回はいつも沢山拾えるカバザクラがほぼゼロ。ベニガイもいつもの1/3ほどしか拾えませんでしたが、このヒオウギガイは少ない感じでもなく、普通に拾えました。どういう加減なんでしょうね?
黄色ヒオウギ
漂着したホンダワラの間に落ちていた大振りのベニガイ。やった!
  ベニガイ大

今回の成果です。今回は海のコンディションが悪く、1日半の成果としてはだいぶ物足りない結果になりました。でも一度くらいはウハウハの貝拾いを経験してみたいので、今度はもう少し天気のいい時にまた泊まりでチャレンジしてみたいと思います
画像をクリックすると大きくなります
今回の成果 



Posted on 2018/02/05 Mon. 00:08 [edit]

category: 採集記

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05

エンジイモ 

 エンジイモ
エンジイモというイモガイです。薄手の殻で、色も模様も地味でなんとなく儚げな感じのする貝です。でも名前はエンジイモ? エンジ色って、もっと濃くて深い赤みたいな色じゃなかったっけ?
ということで早速画像検索してみると、あった! エンジ色のエンジイモ。 正確には赤というより濃い茶色ですが、私の貝とは全然印象が違います。ということは、この個体は擦れ擦れで色が消えかかっているって事? いやいや、表面の状態やツヤを見てもそこまで摩耗している様子はないし、殻頂も尖っているので、どうやら薄い色のエンジイモもあるようです(他の個体の画像でも同じようなのがありました)。
でも、本来の色らしい濃い色のエンジイモの存在を知ってしまうと、うす茶色なのにエンジイモとして写真を載せるのはちょっと気が引けますね。とりあえず、この個体は「薄い色のエンジイモ」ということで。
サイズは48ミリです。


Posted on 2018/01/29 Mon. 00:04 [edit]

category: イモガイ

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29

一緒? それとも違う? 

不明フデ 不明フデ2
どちらも名前がはっきり判らないフデガイです。
黒い方はおそらく「Nebularia amaura (和名なし)」だろうと思っているのですが、うす茶色の方は正直よく判りません。
ただ、全く見当もつかないというのではなく、今のところ次の内のどれかではないかと思っています。順番は私が個人的に可能性が高いと思っている順です。

①=Nebularia luctuosa(ヒメクリイロヤタテ)
②=Nebularia amaura (つまり写真の黒い貝と同種)
③=Mitra fulvescens(ウスチャフデ)
パッと見では②はないだろうと思われるかもしれません。たしかにこの二個体の比較では、大きさも色も全然違いますが、同じ種類でも色の濃淡やサイズの大小が対局の個体を並べたら、こんな感じになる可能性はあります。というのは、ネットでNebularia amaura を画像検索すると、なんかどちらにも似ている中間みたいな個体の画像もあるんですよ。
どちらの貝もあばた面のような表面の質感が共通しているのと、体層ごとに一本ずつ白線が入っています。サイズは黒い方が21ミリで、うす茶は25ミリ。数字で見ると見た目ほど大きさの差を感じませんね。
やっぱり貝の同定は難しいです。よかったら皆さんのご意見もお聞かせください。


Posted on 2018/01/22 Mon. 00:01 [edit]

category: フデガイ

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